現実逃避と懐古趣味

趣味全般取り扱います。競馬(現実逃避)とコレクション(懐古趣味)が多いと思います。

オートパーラー上尾で自販機やアーケードゲームと戯れた話

この前、ずっと行きたかった「オートパーラー上尾」に行ってきました。

電車に揺られる事、およそ2時間。

最寄り駅の北上尾駅に到着。

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Wikipediaによると北上尾駅が昭和における最後の新駅開業らしい


勝手なイメージで田舎を想像していましたが、駅は綺麗だし駅前はわりと栄えてる。

 

オートパーラー上尾に行くためには、東口を出て「papa上尾ショッピングアヴェニュー」方面へ直進。

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駅前はこざっぱりとしているものの必要な店はそろっている印象

papaを抜け、最初の交差点で左折。

するとファミレスやケーズデンキが見えるので、その道を突き進む。

本当にこんな所にレトロな「オートパーラー上尾」があるのか?

と、若干不安になるような景色が広がるが歩き続けると

急にひょこっと姿を見せた。

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北上尾駅からおよそ10分だが、体感時間としては5分くらいで着いた気がする

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ここだけ見ると田舎に見えるが、周囲は至って普通という不思議

 店内は昼間だというのに薄暗く、若干の寂しさをおぼえるものの

かえってそれがわび・さびを感じさせる。

 

そしてついにご対面。

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天ぷらうどん・天ぷらそば共に250円ととってもリーズナブル

youtubeニコニコ動画で懐かしい自動販売機動画を見続けて、

いつか食べに行きたいと思っていた。「うどん・そば自販機」。

それを眼前にし、一人静かにテンションが上がる。

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麺の下にはなるととうずらの卵も隠れてました。

いざ実食。

非常にシンプルで優しい味わい。

自販機から出て来たという事を除いてもコストパフォーマンスの高い、

美味しいうどんだったように思う。

それこそ夜中、飲食店が閉まりコンビニも無いような所でこのうどんに出会えたら感動するほど美味しく感じる事だろう。

 

働き方改革や人手不足が叫ばれる昨今、コンビニや飲食店の24時間営業を辞めて、一昔前の自販機文化に立ち返る事が必要なのではないかと本気で思う。

 

この「うどん・そば自販機」があるだけでも片道2時間の価値は十分にあるのだが、

オートパーラー上尾にはこっちの自販機もある。

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ラインナップはコンビーフとハムチーズでどちらも200円

「うどん・そば自販機」と同じかそれ以上に楽しみにしていた「トースト自販機」。

特にコンビーフのトーストは全国でもここだけだという噂。

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しっかりとした焼き色が食欲をそそられる

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コンビーフも惜しげなくしっかりと入っている。

味は文句なしに美味い。

美味すぎて2回食べた。

ビールやハイボールと一緒に食べたらきっと最高。

自宅でも作ってみたいがおそらくこの味は出せないだろう。

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ハムがしっかり丸々1枚使われている

ハムチーズの方も食べた。

こっちも文句なしに美味い。

どちらを選ぶかは好みの問題だろうけど、個人的にはコンビーフの方が好きだった。

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ちなみにトーストはかなり熱いので、熱いのを持つのが苦手な人はトングやミトンを持参すると良い(自分は前日にダイソーで税込み110円のミトンを購入し持参した)。

 

取りあえず腹は膨れたし、何か飲み物をと思っていると嬉しい誤算。

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コーラ・ジンジャーエール・HI-C等が瓶で楽しめる

瓶コーラまでもが自販機で購入できる。

瓶コーラ自体はわりとそこそこ目にするが、こういったシチュエーションで飲めるというのが嬉しい。

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このロゴは瓶でこそ真価を発揮すると思う

瓶のジンジャーエールを飲んで、一息つくと今度はゲームコーナーへ。

 

一番最初にプレイしたゲームはコレ。

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取れやすくなりました

(多分)UPLのLUCKY CRANE。

元々は20円でもプレイ出来る筐体ですが、100円専用機になっています。

見てわかる通り、景品は女性物の下着です。

今の健全なゲームセンターじゃあり得ないですが、確かに昔はこういった景品もある所にはあったような気もします。

こういったエレメカは音もあってなんぼだと思うので、一応動画も載せておきます。


オートパーラー上尾 LUCKY CRANE

 

プライズ機はこれとあと数台くらいですが、ビデオゲームはかなりの数がありました。

とは言っても稼働していない筐体も結構あり、当日稼働していたパズルゲームをかたっぱしからプレイ。

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ぼっちにも優しい二人プレイ不可仕様

『ことばのパズル もじぴったん』。

一時期結構ハマったもじぴったん

今アーケードでプレイできるのは結構珍しい気もする。

 

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一番古いのに一番よく見る

1988年のAC版『テトリス』。

ぷよぷよ』でいう所の「とことんぷよぷよ」しか無いテトリス

テトリスはあまり詳しくないが、多分Tスピンとかは無いはず(試せば良かった)。

今でも現役で稼働してるゲーセンは結構あります。

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PS版パズルボブル2のCMが印象的だった

パチンコ・パチスロコーナーを見ていたらどこからかパズルボブルの音が聞こえたので探したら案の定ありました。

パズルボブルは子供の頃に石丸電気の試遊台でパズルボブル3を初プレイしてハマった記憶。

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この頃のナムコが一番好き

ミスタードリラーもどこかでプレイはしてるんだけど、やり込んだ事は無い。

これも今アーケードで残っている所は少ないように思う。

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キャラクターが普通に可愛い

おてなみ拝見FINALの中にあったZOO KEEPER

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マッチ3ゲームといえば自分の中ではこれ

このゲームもガラケー時代に延々とポチポチしてた思い入れのあるゲーム。

今でも『対戦ズーキーパー』がスマホアプリであったりと息の長い作品。

 

と、その日動いていた物だけでも5つのパズルゲームがあった。

ぷよぷよ」シリーズが無かったのは残念だが、これだけパズルゲームがある所も珍しいように思う。

 

最後に(恐らく)オートパーラー上尾の中で一番新しい麻雀格闘倶楽部をプレイ。

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以前の登録店舗は潰れました。

久しぶりにやったら店舗を登録し直せと言われたので、オートパーラー上尾で登録しました。

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遠征勢には嬉しいサービス

ちなみに麻雀格闘倶楽部ではスマホの充電も出来ます。

自分は普段から持ち歩いてる物を使いましたが、USBケーブルの貸し出しサービスもあるようです。

 

こんな感じでオートパーラー上尾を満喫しました。

なりふり構わず色々散財しましたが、それでも合計で3,000円くらい。

交通費を含めてもおよそ5,000円でこれだけ楽しめたのは最高でした。

 

レトロ自販機が好きな人もエレメカが好きな人もパズルゲームが好きな人も大満足出来るであろう、「オートパーラー上尾」。

是非、一度訪れてみて下さい。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。